2022-03-26 / 最終更新日時 : 2022-03-26 Pierrot ピエロのつれづれ 核共有は、いま議論すべきでしょうか (6) ケネス・ウォルツは、大国の兵力分布が国際政治秩序を左右するとして、究極的には二極構造が国際秩序をもっとも安定させると結論づけました。それは、大国による国家中心主義、安全保障中心主義であり、非国家行為主体や非軍事的領域には […]
2022-03-22 / 最終更新日時 : 2024-09-06 Pierrot ピエロのつれづれ 核共有は、いま議論すべきでしょうか (5) 核兵器による抑止が安定した平和を呼び込めるとされていた大勢の意見に、疑問符を投げかける意見が登場します。 それは、2007年1月4日にウォールストリート・ジャーナル紙に掲載された「核兵器のない世界を」と題された投稿記事で […]
2022-03-20 / 最終更新日時 : 2024-09-06 Pierrot ピエロのつれづれ 核共有は、いま議論すべきでしょうか (4) 「核共有は、いま議論すべきでしょうか (3)」で見たように、核兵器抑止論は時代とともに変容してゆきました。しかし、米国では核拡散を肯定的に論じる伝統があると言われています。その代表格が核の国際政治理論に多大なる影響を及ぼ […]
2022-03-18 / 最終更新日時 : 2024-09-06 Pierrot ピエロのつれづれ 核共有は、いま議論すべきでしょうか (3) 核抑止の考え方は、核兵器先進国であった米国を軸として時代とともに変遷してゆきました。 大量報復戦略(Massive Retaliation Strategy) 前回見たように、核抑止理論の対象となっていたのはジョージ・ケ […]
2022-03-16 / 最終更新日時 : 2024-09-06 Pierrot ピエロのつれづれ 核共有は、いま議論すべきでしょうか(2) 食料より核兵器 たとえどんなに貧しくとも、「核抑止力」こそが国是であるとしたのは何といってもお隣さんでしょう。 中国は、自国で最初の原爆実験を行う前年の1963年、自国の独立を保障するための最重要政策手段は核兵器であると […]