核共有は、いま議論すべきでしょうか (1)
ウクライナ侵攻の進捗状況にいらだったプーチンは2月28日、戦略核兵器を運用する部隊を「特別態勢」に移行させました。「特別態勢」とは臨戦態勢のことで、核兵器を抑止力ではなく推奨兵器として使用することを示しています。彼は2014年3月のクリミア半島併合の際にも、「我々はそれ(=核戦力を臨戦態勢に置く可能......
POSTED:2022/3/13夕暮れのピエロ
たそがれピエロが気ままに綴る悦憤哀閑ノート。
ウクライナ侵攻の進捗状況にいらだったプーチンは2月28日、戦略核兵器を運用する部隊を「特別態勢」に移行させました。「特別態勢」とは臨戦態勢のことで、核兵器を抑止力ではなく推奨兵器として使用することを示しています。彼は2014年3月のクリミア半島併合の際にも、「我々はそれ(=核戦力を臨戦態勢に置く可能......
POSTED:2022/3/13「ロシア人とウクライナ人の歴史的統一について」はウラジミール・プーチンが2021年7月に発表した歴史論文で、2022年2月24日から始まったロシアのウクライナ侵攻の論理的背景と目されている論文です。重層レベルでのウクライナへの介入を歴史解釈を用いて正当化しようとしたものですが、論理的妥当性を歴史に求......
POSTED:2022/2/28クリミア半島の東はアゾフ海、西は黒海。この半島の北に広がるのがウクライナです。ロシアの暴君・プーチンによって安寧な生活と国土を奪取されたウクライナは、ロシアを除けばヨーロッパで最も大きな国土をもつ国です。いえいえ、ロシアはその生い立ちも形態もヨーロッパとは異質(脚注 1 )なものをもっていますから、......
POSTED:2022/2/24「何を今頃言ってるのかと思う。前回の知事選挙でIR断固推進を主張して多数の支持を得て知事になったので、民意は十分反映しているつもりだ」これは、令和4年1月24日の和歌山県庁における知事・仁坂吉伸の発言です。県と和歌山市のIR誘致をめぐって、市民団体「カジノ誘致の是非を問う和歌山市民の会」が、2021......
POSTED:2022/2/4「石川県発展のため、我田引水の思いで取り組む。」東京大学を卒業して建設官僚となり、1986年に石川県選出の参議院議員になった沓掛哲男が、地元金沢市で開かれた森喜朗の自民党政調会長就任祝賀会で述べた挨拶です。「我田引水」の類語は、「自己中心」「自分勝手」「得手勝手」「利己主義」「私腹」「わがまま」「私......
POSTED:2019/3/13